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危険なビーナス [読書]

先日まとめて買った最後の小説も東野圭吾です。
なんでこういう題材を見つけられるんだろうなぁ…ストーリーと犯人はあまり関係しないような、それでいて次なる展開を求めて読んでしまう。
これはやっぱり面白い小説です。たぶん…主人公の獣医が女性にホレやすいあたりの気持ちがよくわかるからなのか…。弟の嫁に??と思いながら読み進めているドキドキ感があるというのか…。ストーリーと別のところに興味を持って読めちゃうから東野圭吾はうまいんだよね。
そして、こうなったらいいなぁを最後にちょっとかじらせてくれるあたりもさすがです。
母の死と弟の失踪に資産家家族の遺産相続問題。そこに数学の未解決課題を織り込んで…盛りだくさんでありながら、ちゃんと消化していく。恋するドキドキありながら、そりゃなんだ?ありながら、早期高もくっついている。
こんな人生だったら疲れるけど、楽しいだろうなぁ。






危険なビーナス (講談社文庫)

危険なビーナス (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/08/09
  • メディア: 文庫



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天皇と日本人 [読書]

令和元年を迎え、まもなく元年を閉じようとしている。台風による影響で延期になった即位の礼のパレードも終わり、大嘗祭も無事に執り行われた。
天皇陛下といえば平成天皇を思い浮かべる。
なんとなく令和天皇はしっくりこない。これは昭和が終わったときに感じたのと同じことだと思い出す。
先日、新天皇が伊勢に報告へ行かれたと報道があり、そこに写る令和天皇はまさに天皇陛下になっていた。

日本の象徴である天皇。生まれながらにして、その後を定められそして皇位を継承されていく。象徴となるのは天皇のみならず、天皇の家族も同じく、まさに象徴家族となられる。どれだけのストレス多き日々であろうか・・・。
さて、そんな天皇制について、ちょっと本でもとってみようと思って読み始めたものの・・・。なかなか難しい。そして、長い歴史をまさに感じ、その記録は日本の文化を読み解くものであると感じた。一方で残された歴史事実をどう読むかは、読んだ人次第である。この本の中にも「・・・と私は思う」「・・・であったと考えられる」という語尾が何度も登場する。そうか、こうやって歴史は作られていくのかと感じた。
そして、まさに平成から令和に変わるこのときに行われている皇位継承の儀式の意味と、その内容を読むにつれて、すごい時代の移り変わりの局面に自分は生きていてそれを目の当たりにしていることに気づく。
大嘗祭という言葉も、新聞やテレビで何度も耳にしたが、そのために社を建てて儀式が行われ、終われば取り壊される。そして、その規模や方法も時代に応じて行われてきたことや、皇室典範の変更により京都から東京にその場所を移し、受け継がれていることも感じることができた。
神道でありながら、歴史の中での仏教徒のかかわり、そして国家神道から政教分離など多くの歴史を乗り越えて今尚、この時代に天皇陛下はメディアに囲まれて生活をし続ける。
多くの問題を抱えながら、それでも皇室が愛されるのはやはり日本人の文化に溶け込んでいるのだと感じた。





天皇と日本人

天皇と日本人

  • 作者: 山折哲雄
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2013/12/22
  • メディア: 単行本



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ニワトリは一度だけ飛べる [読書]

東野圭吾が続いたので、今回は重松清。あぁ、重松らしい小説で物語だなぁって思う。
考えて言えない言葉を文字で表す。だからこう思ってるのかぁってのがわかる。小説でしかありえない。だけど、それが逆にリアルな感じがする。
皆、言いたいことが言えなくて、それでま心の声は叫ぶ。
勇気を出して言えたらいいのに。
この物語はオズの魔法使いになぞらえながら、会社のトラブルや不正に戦う男たちが取り上げられている。中でも主人公は勇気を持てないライオン役になった一人のサラリーマン。仕事と家庭、介護なんかのあっちを立てればこっちが立たずの入り組んだような状態を勇気というキーワードで物語りは進んでいく。
読み終えてほっこり。でも、自分ではできないなぁっと、物語の主人公のように、心の中で呟いてしまう。
重松の世界にどっぷり、はまったということだろう。
一度ならず、何回も飛ぼうよって、また呟く。






ニワトリは一度だけ飛べる (朝日文庫)

ニワトリは一度だけ飛べる (朝日文庫)

  • 作者: 重松 清
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2019/03/07
  • メディア: 文庫



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ラプラスの魔女 [読書]

東野圭吾...先日読んだ恋のゴンドラとは全く違うミステリー。東野圭吾らしい科学的というか非現実的なストーリーだけど、それでもなんとなくリアルな部分があって読んじゃうんですよね。世の中は物理的な現象として予測可能という。そしてスーパーコンピューターがありとあらゆるデータを解析したら可能性を導き出せることを、瞬時に人間ができるとしたら...。なんかちょっとした科学技術の発展でできてしまいそうだから怖い。しかし、いくつかの殺人?起きたのに誰も捕まらないと言うのもちょっと納得できないとこもある。
まぁ、全部引っくるめて東野圭吾の小説らしい内容だった。






ラプラスの魔女 (角川文庫)

ラプラスの魔女 (角川文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/02/24
  • メディア: 文庫



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愛するということ [読書]

幸せになる勇気というアドラーの本を読み直していると、「愛とは技術である」という内容とともに、フロムの「愛するということ」という本が紹介された。
そんなわけで、手にとってみた。
読んでみて思うことは聖書のように格言めいたことが多いと、聖書をしっかり読んだこともないのに感じた。「愛とは・・・」という流れである。しかし、自分自身に足らない部分をとてもたくさん気づかせてもらえた。気になる文章を取り出して行けば、かなり書き写している自分が居た。
『愛』の根本には自分への信頼が必要となる。自分を信頼することができれば自分の信念を信じられる。そして、自分が一人で立つことができる人は、他者を信じることができ、他者の可能性を含めて信じることができたなら、その先にある全てのものを愛することができる。
まぁ、たぶんそういうことなんだと思う。そして、技術を修練するためには、今の社会のシステムに埋もれず自分を生きることが必要となる。それは容易いことではない。資本主義経済の中にある交換の原理、「対価としての平等」は「汝自身を愛するように、汝の隣人を愛せ」とは似て非なるものである。資本主義の社会の中で、組織や権力の元で愛という技術を身につけることの難しさの理由も知ることができたように思う。
アドラーと同じく、最後は勇気だ。そして勇気を持つには信念がいる。






愛するということ 新訳版

愛するということ 新訳版

  • 作者: エーリッヒ・フロム
  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • 発売日: 1991/03/25
  • メディア: 単行本



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恋のゴンドラ [読書]

久しぶりに小説読みました。やっぱり面白い東野圭吾。
今回は恋愛小説?なのかな。
浮気者の男たちの危なっかしいゲレンデの恋でした。
「こんなことある?」と思うような内容ではあるけど、小説だからドキドキするし、一つ一つのエピソードはあるかもなぁとは思うこと。でも、そうはうまく続かないでしょ?と思いながらどっぷりと面白さにはまっていました。
これ続きあるよね?が読み終わった感想。まだ、いくつか話の話題の結論出てないでしょうって。こうやって中途半端に終わるのは、小説家が疲れたのか、それを狙ってなのか…。想像するのは読者の自由ですが、個人的にはハッピーエンドなり泥沼の終わりでもいいので、結論をくれーって思っちゃいます。
自分なりのストーリーを語れるとすれば、一緒に同じ小説を読んでくれるような相手がいたらと思うけど、これこそこの小説に出てくる浮気者の男の心境になっている自分に反省。
東野圭吾の文庫本、まとめ買いだったので、まだ家に帰ると続きます。やっぱり東野小説は面白いと思うのでした。





恋のゴンドラ (実業之日本社文庫)

恋のゴンドラ (実業之日本社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2019/10/04
  • メディア: 文庫



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問い続ける教師 [読書]

この頃マイブームな苫野一徳さんの本です。
小学校で長年先生をされてきた多賀一郎先生との対談であり、テーマごとのディスカッションでしょうか。
教師の哲学×教育の哲学という副題で進められています。
教育での実践を、教育哲学の世界で振り返ってくれる人がいるとしたらこれは面白いと思います。
現場での対応はどっかでいつも迷いながらやっている。でも、それを原理の部分で見つめなおして再鑑定してもらえたら、すーっと気持ちが楽になることがある。でも、ブレまくりで常にその場しのぎの対応をしている人にとっては常にそれを思い知らされるのでつらい経験となるのかもしれない。
二原論で教師はできないけど、どっかで「良い」「悪い」の二つうち一つを選ばなきゃいけなくなる。それって勇気がいる。その一つの判断が後を引くんだよね。でも、実際生きていたら矛盾することはたくさんある。なのに子どもたちには、聖人君子で濁りなしみたいな対応を迫られる。
そういうの必要ないんだなぁって、「答え知らないから一緒に考えようよ」って時代が来たんだなぁって思う。だって、明らかに現代のICTは子どものほうがよく知ってる。でも、それを使う時のマナーや誰かが嫌な思いしてるんでは?とかそんなところに気づいて「だめーっ」ていうことは必要だと思う。それこそ、苫野さんの自由の相互承認に係る舵取りができることが大事なんだと思う。一緒に騒いでるんじゃなくて、どっかで客観的な視点を持っていること。
学校の大きな目標は子どもが自分なりの良い問を持つこと、その問いに向かって進むことができる安心感ある土台をつくることだなぁと改めて感じました。





問い続ける教師―教育の哲学×教師の哲学

問い続ける教師―教育の哲学×教師の哲学

  • 作者: 多賀 一郎
  • 出版社/メーカー: 学事出版
  • 発売日: 2017/10/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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奇跡のむらの物語  2回目 [読書]

もう一回読んでみた。
前回読んだのは3年前のちょうどこの時期。
https://araburutamashii.blog.ss-blog.jp/2016-11-11

この3年間の間に、実際に子どもが活動に参加した。
親として私も、家族も参加した。

そして子ども以上に学び育てられ、癒された。

世間では、教育の形が大きく変わり始めている。PBLとか、STEAM教育とか、SDGsだとか・・・、いろいろな取り組みが行われ始め、ようやく受け入れられるように、私学が新しい取り組みとして手を出し始めた。
さて、泰阜村ではそんな活動を30年も前から行っている。
考えてみると、横文字を使って表現されている「最近の教育」は30年も前からこの場所で取り組まれている。試行錯誤が繰り返されながら継承と想像を繰り返して、定着し多くの可能性を持った若者を育てているのだ。
見方を変えれば「ようやく世間がだいだらの教育に追いついてきたのかもしれない。」
子どもが酸化する前に読んだ・・・こんなところで、という憧れだった。そして、参加してこの本の伝えようとしてる内容に深さが加わったように思う。

生活の中にこそ学びがある。仲間たちと試行錯誤しながら納得するまで話し合う経験が子どもを育てる。そんなことは多くの大人たちが知っている。しかし、その環境は稀有な環境だと思う。

何よりも尊敬できるのはその志を貫いた人たちの、子どもの可能性を信じる思いである。それはその場所に行けば体で心で感じることができる。田舎に行けば学べるのではなく、そういう人たちに囲まれた時間が子どもたちを育てるのだと思う。





奇跡のむらの物語―1000人の子どもが限界集落を救う!

奇跡のむらの物語―1000人の子どもが限界集落を救う!

  • 作者: 辻英之
  • 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
  • 発売日: 2011/11/25
  • メディア: 単行本



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余計な一言 [読書]

「お前は一言余計だ」
少し前まで上司だった方によく言われた一言。
「ほら、その一言が余分だ」と突っ込まれたこと数知れず。
懐かしい思いを持ちながら、この本を手に取った。
後で考えると確かに余計な一言。その一言を恐れて黙っているとこれまたあの時、言えばよかったと思う。
今回の本を読んでいても、「確かにそうだな」がたくさんある。それが現場で生きない。
「一度止まって考える」ことの大切さを知る。
どっかに「言わなきゃいけない」という思いがあるんだよなぁ。失敗して失敗して、少し改善されたと思ったら、またすぐに失敗して・・・。
失言というほどのことではないが、やっぱり「余計な一言」なのだ。

いらぬ嫌味を言う。やたら説明したくなる。言っても変わらないのにさらに言う。などなど
挙げればきりが無い。
さて、「そうなんだけどなぁ」と思っているうちはダメですね。つい「けど」をつけてしまう。
まだまだ失敗しそうだ。

シンプルに相手に対して嫌味のない話し方を短くしようと思ったのだった・・・。







余計な一言 (新潮新書)

余計な一言 (新潮新書)

  • 作者: 齋藤孝
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/07/17
  • メディア: 新書



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どのような教育が「よい」教育か [読書]

哲学者というのはどうしてこうも読みにくい・・・いや、読んでいても文字列が頭を通過するだけの文章を書くのか・・・。
その答えは、それに読み手が興味が無いからである。
読んでみて思うのは、哲学は足がかりを必要とする。その足がかりが文字列に感じられて仕方ない。そして、読んでみて結果的に自分自身が考える足がかりに、本全体がなる。
文字の羅列だと思っていたものが、ある部分で文章になり、問いになり、答えを導くためのヒントとなる。そういう部分は自分が求めていたことである。その求めていたことが書かれるまでの足がかりが、とてつもなく読んでいてある意味、苦痛である。
結局それはまだ表面上しか読めていない自分に問題があるのだろうし、読み手が情報選択をしている自然な現象なのかもしれない。
論証のための方法を探してこの書を手に取ったのならば、今回は頭を通過するだけだった内容が光りだすのかもしれない。結局、チャンスの神様のことを自分が意識しなければ近くに居ても気づかないのと同じことだと思う。
さて、苫野一徳さんの本はこれで二冊目であるが、この本でも「自由の相互承認」がよい教育の目的であることと、そのために必要な学力の内的構造「知識と学び方」と「ルールへの姿勢」について書かれている。特に興味を持って読めたのは「よい教育」をする「よい教師」についてである。「信頼と忍耐」が時代を超えた教育の資質であり、教師にとっての重要な資質であるということだ。
また、多くの教育問題は二者択一の問題設定による問題の問題が指摘されていた。ここでも苫野は「公共の福祉」を目指したどちらが良いかではなく、有効性のある目的に応じた変わりうる教育方法である。
確かに、多くの問題はどちらが良いか?と問われるが、実際にはどちらも良いしどちらも課題がある。そこを踏まえたうえで、今この現状においてどちらが有効かを考えなければならない。

なんだか眠いのを耐えながら読みきったが、夢の中で、教育への夢を見ていたようにも感じる。






どのような教育が「よい」教育か (講談社選書メチエ)

どのような教育が「よい」教育か (講談社選書メチエ)

  • 作者: 苫野 一徳
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/08/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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