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脳のなかの倫理 [読書]

認知神経科学の第一人者マイケル・S・ガザニガの本である。私たちは脳がその判断をし行動するが、実際に脳のどの部分がどのように働くのか。そして、科学と倫理と宗教の中で、私たちの責任や道徳はどのようにとらえられているのか。
ながーーーい時間をかけて読んだ本なので、詳細の内容を覚えていない。
それでもなんとか最後まで読み切ったという本である。
脳を薬で鍛えることは、ある時は治療であり、ある時は倫理的にどうとらえられるのか。
IPS細胞で治療するのと、クローンをつくるのとはどこに違いがあり、どのように倫理とバランスをとるのか。
記憶は、本当に正しいのか?何のために記憶するのか。忘れたことが私たちにどのような影響を及ぼすのか。
道徳的な信念は人類共通なのか?どのように判断されるのか。

一見興味深いが、その一つ一つを脳科学やニューロンの話として聞くと、思考停止になってしまう自分がいた。こういうのは理解できるどなたかに質問して説明してもらう方が、読むよりも自分の興味に沿って深められると思った次第である。汗





脳のなかの倫理―脳倫理学序説

脳のなかの倫理―脳倫理学序説

  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: 単行本



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