台風が過ぎ・・・

台風19号が過ぎ去っていった。
風は相変わらず強い。

今日は少し考える時間があった。
定期的にそういう時間は訪れるらしい。

なにもすることのない静かにしていなければならない待ち時間である。

僕はそういうときに自分の身体に話しかけるように様子を聞いてみる。
今日はどうも胃の上の辺りが心地悪い。

何か気になることがあるのだろうか。
仕事がらみのことがいろいろと浮かんでくる。いつの間にか35歳を過ぎて少しずついろいろな仕事を望まなくてもいただくようになってきた。
僕はどうも自分に自信が持てない。
将来のことを考えながら何が正しいのかなんてわからないのである。
自分の理論を整然と主張できる人にあこがれるとともにそういう人に振り回されていることに気づく。

この頃はこう思うことにした。
正しいとか間違っているなんてことは結果が決める。だから悩んでいるときには分かるはずはない。
しかし、だからと言ってただ流されて生きることはやめよう。
「一回止まって考えてみる。」
考えて決めたことや進んだ道が違っていてもいいじゃないか。
自分の意思で動いたんだから。
そして、過ぎ去ってみたときにその失敗は自分の中で糧になる。

そうは思ってみてもよく悩むのである。それも小さなことで・・・情けない。
体は大きいほうである。そんな僕が悩みだすとブツブツと声に出して人に向かって話しているからこれまた迷惑な話だと思う。
それをふむふむと答えも言わずに聞いてくれる人が世の中にはいるから素晴らしい。

いつかそんな人になりたいと思う似非カウンセラーでした。

取り留めのない話で失礼しました。

そうだ今日から新しい本に手を伸ばしてみた。
村上春樹の「アフターダーク」。そう河合隼雄先生の本からの一冊である。
読み終えたときにまた書こうと思う。

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