四畳半タイムマシンブルース [小説]
題名にタイムマシンと出てくるのだから、そりゃ物語にもタイムマシンが登場する。それなのに、読んでいてタイムマシンが出てくるまでは、そう思っていなかった…。何とも集中力のない読書である。ファンタジーは…ちょっとと思いながらも楽しんで読んでしまう。未来も過去も決まっていてタイムマシンに乗って何をしたところでそれも全て決まっているから何も変わらない。それは一冊の本のように全て書かれている。しかし、読み手は前からしか読まないから、過去と未来が生まれるという。これも一つ面白い考えだと思う。さて、エアコンのリモコンはなぜ壊れたのか…そしてその下宿に伝わる伝説は…くだらない題材を書いた最寄語りだが…タイムマシンに乗ってときを入れ替えていくと面白い物語に変わる。
寝る前のひとときを楽しい時間に変えてくれた物語であった。
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