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「自分」の壁 [読書]

お久しぶり

養老孟司の自分の壁という本が新潮新書から出ているのは知っていた。
本屋で一度手にとって置いた記憶がある。

なのに買ってしまった。これも出会いか。
ブックカバーがニューバージョンになっていた。二枚重ね。
めくってみるとこれは以前に手にとってことがあると・・・笑
それで買うのだからやっぱり単純な僕。

養老孟司らしい本です。
読んで学ぶことは多い。でも、これまでに著者がいろいろな本で述べてきた意見がまとめられているという本である。

考え方としてはとても「腑に落ちる」この感覚が好きではある。

個性や自己についての考察。そうだよなぁって思う。
脳は楽するって話、そうだよなぁっておもう。
自分が考えるとうまくまとめることができないことをちゃんとまとめてくる。
細部にこだわらず大筋で納得できる。細部を考えるのではなく大筋で考えているのだ。

自分の経験に照らし合わせて、「納得」と言うことが多い。

虫の話になると、ややこしいが・・養老さんのこういう本はスーッと自分に入り込む。

情報に左右されずに、自分の経験を大切にしながら、いつの間にか周りの情報操作に右往左往している自分には出会って良い時期だったのかもしれない。




「自分」の壁 (新潮新書)

「自分」の壁 (新潮新書)

  • 作者: 養老 孟司
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/06/13
  • メディア: 新書



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