うまくいかない日々

この頃、うちのグループは無責任ではありながら大きな問題を起こすこともなく日々が過ぎてきた。
わりといい感じだなぁと僕は思っていたのである。
そういう油断の中に突然の事件は起きるのだ。

世の中はそういう風にできているのかもしれない。

明日は娘の誕生日である。
うちのグループを招いて食事会兼誕生日会をしようと思っていた。
みんなでやるなら鍋だろうって、嫁さんにも頼んでおいたのである。
明日のことなのでもちろん今日の時点でいろいろな準備はできていた。

ところがこういうときに問題が起こるのである。
うちのグループでそんな浮かれている場合ではなくなってしまったのだ。
娘は明日は何人のお客さんが来るんだと・・・聞いてくる。
ケーキの予約もしてあるのに・・・と嫁に言われる。
ただただ、こちらの都合を話して謝るしかない。

世の中はそういう風にできている。

そうやって思うしかないのだ。
うちのグループのみんなにもとりあえず延期で・・・と伝えた。
中止と言おうと思っていたら、友人から延期と言えばいいんだと教えられて確かに同じことでも大きく違うと気づく。
次の機会はいつ来るのか・・・。

さて、読書について・・・。
今日もアフターダークを読み進めた。
河合隼雄が薦める理由がなんとなくわかる。
と言うよりも河合先生が薦めるんだからという読み方をしているのかもしれない。

人の心の「あれ」と「それ」をうまくあらわしている。

それにしてもこの話がどう収束するのか。
しかし、僕のこれまでに読んできた村上春樹の小説はどれも収束しない。
今回もそうなのか・・・。

読書の話だけを書いて明日を迎えられる一日がよかったのに・・・。
本当に嫌な残業をしてしまった。

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