泣いてますけど・・・・。

仕事から帰ってきてごろごろとテレビを見ていた。

今日はたまたま嫁さんの見ている金スマ。

たかじんの最後を百田直樹が本にしたそうだ。

死に際の男に尽くす女。いろいろと考えさせられる話でした。

それを真剣にみている6歳の娘。普段なら途中で「風呂に行くぞ」と声をかける父ちゃんもテレビが気になる。
そんなわけで最後まで見てしまいました。

たかじんが腹膜にガンが転移してお腹に張りを感じるというシーン。
6歳の娘に「父ちゃんがああなったらどうする？ああ、お腹が痛いって」と声をかけると・・・。

目を潤ませながらこっちを睨んで近くにあった毛布を投げる。

すかさずお母さんとお風呂に入って出てきた2歳の娘が寄ってきて・・・。
「父ちゃんお腹いたいの？大丈夫？」って。
最近はこの二歳が周りの状況を察してちゃんと笑いを取りにくる。さすが。

そして、テレビが終わって娘とお風呂に入ることになりました。
泣いてます。
娘が泣いています。

「どうした？」と声をかけると「うーうー」と言っています。

よく分からないけど泣けてるそうです。

外ではすでに風呂から上がった2歳が気になって風呂を覗きます。
「寒いからやめて～」

二歳と6歳はやっぱり違いますね。

ふっと、自分のことを思い出した・・・。
かつて家族で怖いビデオを見ていました。
小学生だった。4年生くらいに。洋画「バラの名前」。怖かった。
寝れずに母ちゃんに泣きながら一緒にねよっていったような。笑

お風呂に戻って・・・首が痛くてうまく上を向けずに髭剃りでちょっときってしまった。
お風呂から出て、娘に切っちゃったというと・・。
ティッシュを持ってきて拭いてくれました。
そして、絆創膏を貼ってくれました。

なんとなく感傷的なお風呂タイムでした。

最後にこれを書いていますと、「今日は一緒に寝よ」と涙目のお姉ちゃん。
血は争えません。

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