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夫のちんぽが入らない [読書]

タイトルとしては抵抗がある。(笑)
ブログタイトルとしての抵抗が...。

読み終えてこんなに切なくなるなんて...。同世代の作家なんだと思う。聖人君子であるべき仕事と、こうなくてはいけないという枠組みに苦しんだんだと思う。
そして、吐き出せたことが救いになったのかな。
誰もがいろいろな事情を抱えて生きている。僕もしかりである。
同じとは言わないが共感することがたくさんあるし、その経験がこうして書籍化されて、新しい仕事となっている。しかも、普段の自分とは切り離された場所で新しい自分...いや、本来の自分でだ。
その両側にある自分が認めるようになったんだなぁ。
世間体という壁の両サイドみたいな。

行間にある想いを考えながら読んだ。自分とリンクさせながら読んだ。
それをサラッと書くなんて...と、驚きながら読んだ。

いつか自分もそうなりたい。





夫のちんぽが入らない (講談社文庫)

夫のちんぽが入らない (講談社文庫)

  • 作者: こだま
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/09/14
  • メディア: 文庫



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