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ひび割れた日常 [読書]

人類学:奥野克巳、文学:吉村萬壱、美学:伊藤亜紗の3人がリレーでエッセーを書いたものがまとめられた本だった。題材はコロナによって、当たり前が当たり前ではなくった現在を「ひび割れた日常」とでも呼んだということだろうか。
ああ、と思った考えに。引き算の時間と足し算の時間がある。予定を立てられる未来を考えられる健康な人にとっては、未来の予定から引き算で生活をするが、病気などで明日どうなるかわからなければ、今日できることを足していく足し算で時間を考えるというものだ。コロナ渦の中で、まさにそんな足し算の生き方を大切にしたいと思った。
そして、ウィルスが問題となっている現在も人はやっぱり平等に一つにはなれない。そんな考えもよくわかる。
そして、プナンでのものに対する考え方。分け与えることが尊敬を集めることにつながる。そんな考えが広がればいいのだが…分け与える…簡単なようで、難しい。





ひび割れた日常——人類学・文学・美学から考える

ひび割れた日常——人類学・文学・美学から考える

  • 出版社/メーカー: 亜紀書房
  • 発売日: 2020/11/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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