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ギフト [小説]

図書館を歩いていてふと気になる小説を見つけた。原田マハのギフトであった。きれいな本だなぁとおもった。借りてきたけれどしばらくは机の上に置いてあった。他に読んでいる本があったからだ。
そして、ようやく手に取った時に、短編集だと知った。なぜだかわからないけれど、自分の中では少しがっかりした気持ちだった。
本当に短い物語がいくつも入っている。そして、恋の物語が多い。ちょっとした時間に一つの物語を読むことができるが、自分の中ではさっぱりしすぎてあまり残らないというのが印象だ。原田マハのこれまでに読んだ本と違う印象。途中に多くの挿絵があり、一言でいうと春らしい印象。本を読むのが苦手という人にはちょうど良い本なのかもしれない。
爽やかな物語…読む時期が悪かったのかなぁ。一つ一つはとても気持ちよく読めるのだが、絵空事な感じがしてしまう。
今の自分には似合わない、別世界だったのかもしれない。





ギフト

ギフト

  • 作者: 原田マハ
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2013/12/20
  • メディア: Kindle版



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