SSブログ

どんなことからも立ち直れる人 [読書]

逆境をはね返す力「レジリエンス」の獲得法
一日で一気に読んだ。とても読みやすく、語りかけてくるような本だった。自分に必要な本だったのかもしれない。
レジリエンスのある人は問題に対処し、レジリエンスのない人は愚痴を言う。
自分の在り方を考えさせられる本だ。一人であることは、支配されることよりも幸せであり、常に準備した人が千載一遇のチャンスを手に入れる。
こんなにストレートに何度も何度も短い言葉で語りかけてくる。
プロアクティブ(対処する人)とリアクティブ(何もしない人)。
状況に応じた対応をすれば不幸ではなく、学べる。
状況に嘆く人は、何も学ばず、嘆き続ける。
今からでも変われる。どんな状況であれ環境であれ、自分の在り方が幸不幸を決める。
簡単そうで難しい。読んで納得できるが行動に移せるかというとそこが難しい。プロアクティブでなければならない。そしてレジリエンスがあれば現実を受け入れて、現実の中で行動できる。レジリエンスがなければ、現実を受け入れられず、間違ったことを信じる。
さて、私はこれからどうするか…






どんなことからも立ち直れる人 逆境をはね返す力「レジリエンス」の獲得法 (PHP新書)

どんなことからも立ち直れる人 逆境をはね返す力「レジリエンス」の獲得法 (PHP新書)

  • 作者: 加藤 諦三
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2019/11/16
  • メディア: 新書



nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

北風 [小説]

これは小説…物語なんだよなぁ?早稲田大学ラグビー蹴球部を題材にした物語。大会で優勝するとか、感動的なエピソードとかが語られるわけでもなく、一人のラガーマン、高校時代に花園に行けず一浪して入った早稲田はラグビーをやるためではない。しかし、一度ラグビーの魅力に取り憑かれたものは、そこへ戻っていく。高校時代に精一杯やったラグビーがいかに甘かったかを思い知る、そして苦しみの中で考えて考えながらもただただ自分をいじめる。一人ひとりが同じように追い込みながら一つのチームになっていく…それを三本目や四本目の一年生はその中で見ている。それだけの物語なのになぜか早稲田ラグビーに憧れを持ちながら読んでしまう。そんなけやっても勝てないが最後に開放されていく…。あぁ、限りあるからやれる…そんなことを感じさせる。
解説の清宮克幸が語るところもやはりこれが早稲田だと物語なの?と思わせる。あぁ、ただの日常は異常な日常であり、それでいてそんな時間を過ごす彼らが羨ましい。
あぁ、ここで終わりから、報われない…と思いながら選手は違うだろうなぁと、妙に納得しながら本を閉じた。





北風 小説 早稲田大学ラグビー部 (集英社文庫)

北風 小説 早稲田大学ラグビー部 (集英社文庫)

  • 作者: 藤島 大
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2018/09/20
  • メディア: 文庫



nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。