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学校の面白いを歩いてみた。 [読書]

最近、学校の取り組みに興味がある。
さて、今回はいくつかの学校や首長、教育長、校長の新たな取り組みについて、薄く広く書かれた本であった。こういう本が出て、読まれるということは、まだ珍しいと言うことなんだろう。学校とは社会システムがこれだけ変わってもなお、変わらぬことが多く変わろうとすることが珍しいようだ。個々の教員がチャレンジすることを奨励する長が多いようだ。しかし、うまくいけば良いがうまく行かないときにこそ、その長がリーダーたるべき時である。誰でもやってみろは言える。しかし、その結果の責任はやった現場の教師にあるのではない。そのあたりが書かれていないが、きっとうまくいっているからここに書かれているのだろう。

ともあれ、社会は刻々と変化している。求められる力も変わっている。教育が変わらないわけにはいかない。しかし、そのためには教師の方が生徒より先に変わらなければならない。そして長たるものこそ、それをマネジメントする力が必要だ。変わろうとしない教師もいるのは確かだが、変わらせようとしない、むしろそれを拒む長にこそ問題が多いと、読みながら感じてしまった。





学校の面白いを歩いてみた。

学校の面白いを歩いてみた。

  • 作者: 前屋毅
  • 出版社/メーカー: エッセンシャル出版社
  • 発売日: 2019/06/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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