生死の覚悟 [読書]
さて、なんでこんな題名の本を手に取ったのか。
読み終えて、そう考えなおすことはよくある。
高村薫と南直哉(じきさい)の対談を中心として、それぞれの著書への評論とともにまとめられた内容だった。それぞれの著書が出てくるもののそれを読んでいない中で、あーこんなことが書いてあるのかなぁ?と想像しながら読み進める。悟りとは何か、信じるとは何か。
その答えを出さず、問いは増える。問うことが宗教であり、答えとなる真理は、それぞれが見つければよい。こう投げ出された解答に少しホッとする自分がいる。
「生死」(しょうじと読む)は生まれることと死ぬこと。命あるものがそれを繰り返すこと。生きることと死ぬことは、表裏の関係である。そこに迷い、そこで答えを求め、そこで自分の力ではどうすることのできない中で死んでいく。天災をどうとらえ、どう受け入れるか。障害をどう捉え、どう受け入れるか。宗教がそこに答えをくれるのか。オウムは宗教か、なぜ犯罪手段となったのか…。
生まれて死ぬまでの中で、自らの道標をどう見つけ進んでいくのかを、作家と僧侶との2度の対談の記録である。
図書館で帯のない本を手に取り、すぐにカバーをかけて読み進めた私は、最後に南が彼女と呼ぶまで、高村薫が女性作家だと思わずに読み進めていました。(笑)
あとから調べてみると、多くのベストセラー小説を書いている作家とのこと、まだまだ私の読書量が足らないようです。
読み終えて、そう考えなおすことはよくある。
高村薫と南直哉(じきさい)の対談を中心として、それぞれの著書への評論とともにまとめられた内容だった。それぞれの著書が出てくるもののそれを読んでいない中で、あーこんなことが書いてあるのかなぁ?と想像しながら読み進める。悟りとは何か、信じるとは何か。
その答えを出さず、問いは増える。問うことが宗教であり、答えとなる真理は、それぞれが見つければよい。こう投げ出された解答に少しホッとする自分がいる。
「生死」(しょうじと読む)は生まれることと死ぬこと。命あるものがそれを繰り返すこと。生きることと死ぬことは、表裏の関係である。そこに迷い、そこで答えを求め、そこで自分の力ではどうすることのできない中で死んでいく。天災をどうとらえ、どう受け入れるか。障害をどう捉え、どう受け入れるか。宗教がそこに答えをくれるのか。オウムは宗教か、なぜ犯罪手段となったのか…。
生まれて死ぬまでの中で、自らの道標をどう見つけ進んでいくのかを、作家と僧侶との2度の対談の記録である。
図書館で帯のない本を手に取り、すぐにカバーをかけて読み進めた私は、最後に南が彼女と呼ぶまで、高村薫が女性作家だと思わずに読み進めていました。(笑)
あとから調べてみると、多くのベストセラー小説を書いている作家とのこと、まだまだ私の読書量が足らないようです。
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